日別アーカイブ: 2019年3月15日

生粋の漁師が・・・

先日、仲間の親父が永眠した。

小柄ながら、筋肉質。

黒く焼けた肌に、鋭い眼差し。

ぶっきらぼうな言葉?に、

潮風に刻まれたシワ。

漁時の準備姿には凄みを発し、

眼つきが変わり、漁師の男を感じさせた。

見るからに強そうな!丈夫そうな!親父さん。

生粋の漁師だった。

 

 

 

 

 

 

一緒に網をあげました。

手伝い!のハズがジャマばかりだったかも・・・

持ってけ!持ってけ!って、帰りには海産物を沢山!

手伝いに行ったのか?戦利品をもらいに行ったのか・・・

 

 

 

 

 

 

おかげさまで食卓や雰囲気?は海から離れて住んでいるのに、

海まで1分の所で過ごした漁師町の楽しい頃を思い出す。

漁師町に住んでいた自分の爺さんの記憶がない私は、

年は違うけれど、勝手に少し重ねていたのかもしれない・・・

 

 

 

 

 

 

大切な大切な船も借り、釣りに行きました。

分かってからは早かった・・・

去年の夏頃、膝突き合わせて会話できたのが最後。

11月には一言の会話。

あんなに筋肉質だったのに・・・

鋭い眼差しは影を潜め・・・

カスで未熟な私は次の言葉が出てこなかった。

 

 

 

 

私は何を返せたのだろう・・・

何か?できたのだろうか・・・

数年前に1度、オジャマしている時に、買い物から帰ってきて

袋をガサガサっと目の前のちゃぶ台に開け、

カズさん!良かったら食いな!って・・・

豆と甘味の中に板チョコをチラッと目撃しただけ。

 

 

 

 

魚?漁具?海?の事しか会話した記憶がなく、私的な事を話さなかった。

何が好物なのかも分からなかった。

間違えていたら、ごめんなさい。

大好きだったハズの?板チョコを入れる事しかできない・・・

俺のマグロ用?大物用の網?完成させないで・・・さ。

海の事なら山のように話しあるでしょ!

今度の網上げはいつ!?

77歳か・・・

キヨッさん!

ちょっと早いよ・・・

 

本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

安らかにお眠り下さい。

 

カスなりに考える?

次世代への投資。

破壊された楽園。

命には限りがあるから・・・

次世代へ、立派な足跡を残したい。

カスにナニができるだろう・・・

考え、工夫しながら過ごした日々を!

この映画を見て洗掘者がたどった冒険を体験しよう!?